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鐘撞堂山ふるさとの森の魅力
「鐘撞堂山ふるさとの森」は、埼玉県深谷市にある自然豊かなエリアです。四季折々の草花、特に春の山桜が美しく、自然愛好者にはおすすめのスポットとなっています。
鐘撞堂山は、標高330メートルと手軽にハイキングを楽しめる高さです。
訪問者は北、西、南の3つのルートから選べ、どのルートも40分から1時間程度で山頂に到達できます。
特色と施設
中でも、霧ヶ谷津池はこのエリアの中心的存在となっています。この池は、古峯神社を経由して鐘撞堂山に向かう西コース登山道沿いにあり、周囲には桜の木が植栽されています。春にはその桜が開花し、圧巻の景色を提供します。池の標高は162mで、貯水量は2万5000立方メートルを誇ります。さらに、その名の通り、台地に谷が入り込む「谷津」を利用した堰き止め湖として機能しています。
鐘撞堂山の周辺35haが「鐘撞堂山ふるさとの森」として整備されており、これはボランティアの「ふるさとの森サポーター」や「監視員」によって環境が守られています。
また、この森は保健保安林にも指定され、秩父山系の東端に位置しています。
令和の時代にも、この山でツキノワグマの目撃情報があるなど、自然が豊かなことがうかがえます。
アクセス情報
関越自動車道の花園インターチェンジから国道140号、そして国道254号を経由して、「鐘撞堂山ふるさとの森」の案内看板に従い左折します。
その先には霧ヶ谷津池のふるさとの森公園の駐車場があります。
鐘撞道山へは3つのコースが整備されており、訪問者は自分のペースで自然を満喫することができます。